主催
公益財団法人日本パラスポーツ協会、文部科学省、開催地都道府県、市町村、その他関係団体
大会の目的
全国障害者スポーツ大会は、パラリンピックなどの競技スポーツとは異なり、障がいのある選手が競技等を通じ、スポーツの楽しさを体験するとともに、国民の障がいに対する理解を深め、障がい者の社会参加の推進に寄与することを目的としています。
全国障害者スポーツ大会の歩み
昭和40年(1965年)から開催されていた「全国身体障害者スポーツ大会」と、平成4年(1992年)から開催されていた「全国知的障害者スポーツ大会」が統合され、平成13年(2001年)に「第1回全国障害者スポーツ大会」が開催されました。
全国障害者スポーツ大会は、選手、役員等併せて約5,500名が参加する、国内最大の障がい者スポーツの祭典となり、国体(国スポ)開催都道府県で、国体(国スポ)終了後3日間の会期で開催されています。
シンボルマーク
21世紀の「21」をモチーフに、障がい者の「走る」「跳ぶ」「泳ぐ」姿をデザインしています。
4つのカラーは、「北海道→(青=海)」、「本州→(緑=大地)」、「四国→(黄=光)」、「九州→(赤=太陽)」を表し、全国の障がい者スポーツの交流の場として、人と人との交流、地域との連携を深める「全国障害者スポーツ大会」の未来への飛躍をシンボライズしています。
実施競技
正式競技
全国障害者スポーツ大会では、(公財)日本パラスポーツ協会が定める「全国障害者スポーツ大会競技規則」に基づき、次のとおり、個人7競技、団体7競技の合わせて14競技が国体(国スポ)と同じ会場で実施されます。
- 個人競技
- 陸上競技(身・知)
- フライングディスク(身・知)
- 水泳(身・知)
- ボウリング(知)
- アーチェリー(身)
- ボッチャ(身)
- 卓球(身・知・精)※サウンドテーブルテニス(身)を含む
- 団体競技
- バスケットボール(知)
- フットソフトボール(知)
- 車いすバスケットボール(身)
- バレーボール(身・知・精)
- ソフトボール(知)
- サッカー(知)
- グランドソフトボール(身)
[ 注 ](身)は身体障がい者の方が出場できる競技、(知)は知的障がい者の方が出場できる競技、(精)は精神障がい者の方が出場できる競技を表しています。
オープン競技
オープン競技は、広く障がい者の間にスポーツを普及する観点から有効と認められるものについて、主催者間で協議のうえ実施します。
令和5年10月、鹿児島県で行われた「燃ゆる感動かごしま大会」でのオープン競技は次のとおりです。
- スポーツウエルネス吹矢(身)
-
電動車椅子サッカー
(パワーチェアーフットボール)(身) -
ふうせんバレーボール
(身・知・精)
[ 注 ](身)は身体障がい者の方が出場できる競技、(知)は知的障がい者の方が出場できる競技、(精)は精神障がい者の方が出場できる競技を表しています。