国民スポーツ大会とは〈国民体育大会〉

都道府県対抗、各都道府県持ち回りで毎年開催されている国内最大のスポーツの祭典です。昭和36年(1961年)からは、スポーツ振興法(平成23年(2011年)からスポーツ基本法)に基づく重要行事の一つとして、日本スポーツ協会・文部科学省・開催地都道府県の三者共催で行われ、昭和63年(1988年)の第43回京都大会から二巡目に入っています。
令和5年(2023年)鹿児島県の特別大会まで「国民体育大会」の名称で開催され、令和6年(2024年)佐賀県の第78回大会からは「国民スポーツ大会」に名称が変更になります。

主催

大会:公益財団法人日本スポーツ協会、文部科学省、開催都道府県の3者
競技会:上記に各公益財団法人日本スポーツ協会加盟競技団体、会場地市町村を加えた5者

大会の目的

国民スポーツ大会は、広く国民の間にスポーツを普及し、スポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力の向上を図り、併せて地方スポーツの推進と地方文化の発展に寄与するとともに、国民生活を明るく豊かにすることを目的としています。

国民スポーツ大会の歩み

第二次世界大戦後の荒廃と混乱の中で、スポーツを通して国民に、とりわけ青少年に勇気と希望を与えようと、昭和21年(1946年)に戦災を免れた京都を中心とした京阪神地域において、国民体育大会の第1回大会が開催されました。その後、天皇杯・皇后杯の授与・都道府県対抗・都道府県持ち回り方式が確立され、昭和62年(1987年)第42回大会(沖縄県)で全国を一巡し、現在は二巡目に入っています。

シンボルマーク

シンボル

実施競技

第82回大会から第85回大会までの
実施競技は以下のとおりです。

冬季大会実施競技

  • 正式競技(3競技)
  • スキー
  • スケート
  • アイスホッケー
  • 冬季大会の
    デモンストレーションスポーツ
  • 開催県が希望する競技

本大会実施競技

  • 正式競技(38競技)
  • 毎年実施(36競技)
  • 陸上競技
  • バスケットボール
  • 相撲
  • スポーツクライミング
  • 水泳
  • レスリング
  • フェンシング
  • カヌー
  • サッカー
  • セーリング
  • 柔道
  • アーチェリー
  • テニス
  • ウエイトリフティング
  • ソフトボール
  • 空手道
  • ローイング(ボート)
  • ハンドボール
  • バドミントン
  • クレー射撃
  • ホッケー
  • 自転車
  • 弓道
  • ボウリング
  • ボクシング
  • ソフトテニス
  • ライフル射撃
  • ゴルフ
  • バレーボール
  • 卓球
  • 剣道
  • トライアスロン
  • 体操
  • 軟式野球
  • ラグビーフットボール
  • 銃剣道
  • 隔年実施(2競技)
  • 馬術
  • なぎなた
  • 公開競技(9競技)
  • 綱引
  • バウンドテニス
  • ゲートボール
  • エアロビック
  • 武術太極拳
  • スポーツチャンバラ
  • パワーリフティング
  • ダンススポーツ
  • グラウンド・ゴルフ
  • 特別競技(1競技)
  • 高等学校野球
  • デモンストレーションスポーツ
  • 開催県が希望する競技